近鉄の12400系は12200系の後継発展車両として登場し、その後12410系・12600系とマイナーチェンジを重ねながら増備が続けられました。しかし当初は12200系の増備車として計画されていたそうで納車時点では12200系と名乗ってました。しかしながら前面に大幅な変更が行われていたことから形式を12400系に改め新形式車となりました。このため本形式は1日だけ12200系を名乗っていたことになります。
ちなみに12400系の初期計画では先頭車がハイデッカーの展望車やダブルデッカー等が計画されましたが既存の汎用特急車との共通運用のため12200系のモデルチェンジとなりました。なお初期計画であったハイデッカーの先頭車は20000系にダブルデッカーの中間車は30000系にそれぞれ採用されています。